2010年1月5日火曜日

あけましておめでとうございます

yoshitsuguです。
明けましておめでとうございます。
いや、仕事始めは昨日だったんだけれども。

クラウドコンピューティングがもてはやされてます。Hadoopはその中心的な技術のような扱いですね。
しかし、実は、私、Hadoopとクラウドの関係がいまいち解ってません。
大量データの処理がなんでクラウドコンピューティングと紐付くのでしょうか。

クラウドコンピューティングの大まかな定義は、
「『ネットの向こう側=雲の向こう側』で実行されるアプリケーション群を利用すること」
だと認識しています。

代表はGMail、GoogleDocumnent、GoogleAppEngine、AmazonEC2など。
広い意味ではWebMail系のWebアプリケーションも含まれるのでしょうか。

GoogleDocumentやGoogleAppEngineの裏側でGFSやBigTableやMapReduceが動いているのは理解できるのです。Yahoo.comやfacebookの裏側でHadoopが動いているのも理解できるのです。
だが、だからHadoop=Cloudだとはいえないと思うのです。

Hadoopをバックエンドで動かすシステムはいくらでも構築可能です。でもそれはクラウドコンピューティングとは違う。クラウド環境の構築は、何万アクセス何億アクセスにも耐えきれるネットワークインフラ、サーバーインフラの構築、使いやすいWebインターフェースの構築なくしてあり得ない。

いくらバックエンドにHadoopを用いても従来のままのWebサービスはクラウドコンピューティングではないのです。

日本でクラウドコンピューティングインフラをどうやって実現していくか?
世界の巨人たちに見劣りしないサービスをどうやって提供するか?
日本のIT会社がクラウドで食っていくためには、それを実現しなければお話にならないと思います。

「クラウドで食えるサービスづくり」
それが今年の私の目標です。

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